そしてその泡が長時間続き、美味しくお召し上がり頂けます。
焼酎や日本酒、ウイスキー/ワインはもちろん、お茶や白湯など普段お飲みになるものにもオススメです。
まろやかで、こくのある味に変身を促します。
保温効果がすぐれており、温かい飲み物は冷めにくく冷たい飲み物はぬるくなりにくい良さがあります。 備前焼とは
備前焼は、岡山県備前市周辺を産地とする器で、平成29年、日本遺産に認定された日本六古窯の一つです。
良質の陶土で一点ずつ成形し、乾燥させたのち、絵付けもせず釉薬も使わずそのまま焼いたもので、土味がよく表れている焼き物です。一点として同じ形も焼き味も同じものは無いと言えます。
伊部周辺の地下にある粘土層である備前焼の原土「ひよせ」は、粘りが強く耐火度は低く、陶土としては鉄分が多いです。
何度でも繰り返し使える上に、長く使うことで、備前焼特有の表面の微細な凸凹の角がとれて、肌触りがよくなります。備前焼の艶も出てくるため、味わいが出ます。
今回、備前焼の中でもっとも華やかな焼き色である緋襷を採用。薄い橙色で、緋色の襷(たすき)模様が入っています。
本来は、窯詰めをする際に、作品同士がくっつかないようにするため藁を巻いていましたが、それが模様として用いられるようになりました。
藁が当たった部分のたすき模様とのコントラストこそが緋襷の力強さと美しさの象徴。
シンプルでありながら、力強く、飽きのこないデザインとなっています。土づくり→形成→乾燥→燒成。焼成だけでも約1200度の釜で5~6日。
時間と手間と愛情をしっかりかけて、丁寧にひとつずつ。
自信を持ってご提供できるからこそ、備前焼作家谷吉孝之の陶印が全てに入っています。
贈っても贈られても嬉しい、ギフトにもぴったりの逸品です。
その理由は古くから伝わる備前焼の七不思議にあります。(協同組合岡山県備前焼陶友会HPより引用)1. 投げても割れぬ備前すり鉢
備前焼は、釉薬をかけず裸のまま約2週間前後、1200度以上の高温で焼き締めるため、強度がほかの焼き物に比べると高いレベルにあります。そのため昔から「投げても割れぬ…」と言われるようになりました。2. 冷たいビール、温かいお茶
備前焼は内部が緻密な組織をしているために比熱が大きくなります。
そのため保温力が強く、熱しにくく冷めにくくなります。3. きめ細やかな泡で、うまいビール
備前焼には微細な凹凸があり発泡能力が高いことから、泡はきめ細かく泡の寿命が長いことから、香りを逃さないのでより美味しく飲むことができます。4. 長時間置くと、うまい酒に
備前焼の内部に微細な気孔があるため、若干の微細な通気性が生じます。
これにより、酒、ウィスキー、ワインの香りが高くまろやかで、こくのある味に変身を促します。5. うまい料理が食せる
備前焼は、他の焼き物に比べ表面の小さい凹凸が多いため、食物が皿肌に密着しないので取りやすく、また水分の蒸発力が弱いので乾燥を防ぎます。6. 花瓶の花が長もち
備前焼には微細な気孔と若干の通気性があるため、長時間生きた水の状態が保たれ花が長持ちします。
金魚やメダカ、熱帯魚などの水槽でも同様の効果が得られます。7. 使うことで、落ち着いた肌ざわり
備前焼の表面の微細な凹凸が、より使い込むことにより角が段々と取れ、使えば使うほど落ち着いた味わいを増します。